北陸に合った住まいとは?
全国有数の高湿・多雨・多雪地域である北陸地方。
厳しい気候に耐え抜く家づくりが大切です。
北陸の気候特性にあった住まいづくり
北陸は全国有数の高湿、多雨、多雪地域。
積雪期間が長いため、積雪時に地震が発生する割合が高いので、対策が必要です。
湿度 | 降水量 | 降雨日数 | 積雪量 | 積雪日数 | |
---|---|---|---|---|---|
富山市 | 1位 | 5位 | 3位 | 4位 | 10位 |
金沢市 | 27位 | 10位 | 1位 | 7位 | 11位 |
福井市 | 7位 | 6位 | 4位 | 6位 | 12位 |
新潟市 | 17位 | 14位 | 5位 | 10位 | 7位 |
※湿度、降水量、降雪量(2012)/降雨日数、降雪日数(2011)
住まいづくりのポイント
「北陸型木の住まい」3つの基本コンセプト
-
1
構造
コンセプト 断熱・気密性能が劣化せず、繰り返す地震にも耐え続ける 長期持続型構造在来工法と2×4工法のいいとこどり
プレウォール工法長く住まう家だから、最初にしっかり考えたいのが工法です。富山石川福井新潟の北陸地方で住宅を検討中の方、これから考え始める方にお勧めしたいのが耐震性、省エネ性、耐久性に優れたプレウォール工法。高温多湿の北陸地方には欠かせない、高い気密性・断熱性を備え、高い耐震性を備える工法です。
-
2
設計
コンセプト 自然の光と風をコントロールし、快適性と省エネ性を備える 自然の力を味方につける-パッシブ設計パッシブ設計とは、太陽や風、水、地熱といった自然エネルギーを利用して室内環境を快適にする技術や仕組みのこと。自然のエネルギーを利用するため、地球環境に負荷がかかりません。この「自然と寄り添う工夫」は、深い軒や、障子、すだれ、縁側など、日本家屋にも古くから取り入れられていました。先人たちは、自然の力をうまく利用して日本の気候に合った家を造りだしてきたのです。
- ポイント①
風の出入口を考える風通しのよい住まいとするには -
建築予定地の風向きに合わせて、風上に風の入口となる窓を、風下には出口となる窓を設けることによって、効果的に風を取り込むことができます。
- ポイント②
温度差による風の流れを利用 -
高所に窓などの開口部を設置して吹き抜けや階段の配置を工夫すると、屋内と屋外の温度差を利用した換気ができます。外の気温が低下すれば、室内との温度差によって高所の開口部から暖かい室内の空気が排出されます。また、同じ部屋の中でも、地窓や高窓など設計上の工夫ができます。
- ポイント③
庇(ひさし)の効用 -
庇は「日除け」の役割があります。庇を長く(軒を深く)することによって、夏の強い陽射しは遮り、冬の柔らかな陽射しは室内の奥深くにまで届ける、などの効用があります。また、庇には「雨除け」の役割も担っています。
- ポイント④
緑の活用 -
季節を考えた植栽計画は、暮らしの暑さ寒さをやわらげます。
●南側に落葉樹:夏の日差しを遮って日陰をつくり、冬には落葉して暖かな日差しを取り込みます。
●北側に常緑樹:夏は北側の壁や地面の温度の上昇を抑えて、気圧差による風をつくり、冬は冷たい北風を遮って寒さをやわらげます。
- ポイント①
-
3
デザイン
コンセプト 木のぬくもりを感じ年月がたつほど美しくなる 空間デザイン内観イメージ
外観イメージ